この記事ではGENDAについて分かるワン
この記事では、2023年7月上場以降、2024年10月現在で既に株価が2.5倍以上と急成長を遂げるGENDAについて紹介していきます。GENDAとはどんな企業で、どんな強みを持っているのか、また現在の株価水準や業績について分析していきます。
(出典:GENDAプレスリリースより)
GENDAの事業概要
まずはGENDAとはどんな企業なのかについて紹介していきます。GENDAの企業概要を以下の表に示します。
(出典: 株式会社GENDA – 会社概要)
GENDAは「世界中の人々の人生をより楽しく」をスローガンに、アミューズメント、カラオケ、キャラクター・マーチャンダイジング、フード&ビバレッジ、コンテンツ&プロモーション(映画や体験型コンテンツ等)などエンターテイメント領域で幅広く事業を展開しています。また、2040年に世界一のエンタメ企業になるというスローガンを掲げています。
1.アミューズメント施設の運営
皆さんはゲームセンターのSEGAをご存知でしょうか?
アラサーの私が小さい頃にはよく見たゲーセンです。GENDAは2020年にSEGAを買収し、GiGOと改名したゲームセンターを約800店舗、日本国内外に展開しております。こちらのゲームセンターの運営がGENDAの主要事業となっています。
2.クレーンゲームの展開
上記のGIGO内をはじめ、クレーンゲーム機の設置と管理を行っており、景品に人気アニメや人気漫画のキャラクター等を採用し、また操作のしやすさに注力することで若者を中心に人気を集めています。
3. デジタルエンターテインメント
IPコンテンツ × プラットフォームをテーマにアニメ等のIPコンテンツをゲームセンター等の実在するプラットフォームでファンに届ける、ここが他のゲームセンター業と異なる部分になります。
GENDAの強みは?
GENDAの強みだワン👍
・Speed is Kingを合言葉にM&Aを断続的に繰り返す事による圧倒的な成長スピード
・優れた技術者達によるデジタルコンテンツとリアル施設の融合
・社長が元モデルの若き美人経営者
断続的なM&A
GENDAの1番の強みはM&Aを繰り返す事により、既存事業の成長に加え常に新たなアミューズメント領域に進出し効率的な成長を続けている事です。2024年10月時点で以下の図の通り、創業以来33件のM&Aを実施しております。カラオケBanBanや映画配給会社のGAGAは皆さんも馴染みがあるのでは無いでしょうか?これらの事業も現在はGENDAの配下となっています。
“SPEED is KING“
スピードを大事にします!という経営者は多いかと思いますが、創業者がここまで言い切る会社を私は知りません。この姿勢こそが、GENDAの急成長の源泉であり2023年7月に上場以来、わずか一年少しで時価総額が693億 → 約2,020億と3倍以上、そして株価も2.5倍以上となった大きな要因だと思います。
エンタメのDXを推進
M&Aによって事業領域が広がる事から、アミューズメント施設をはじめとするコンテンツのDX化を推進している点もGENDAの強みとなっています。その一つがクレーンゲームのオンライン展開です。なんと今ではインターネット上で、クレーンゲームを遠隔操作しいつでもどこでも遊べるようになったようです。
事業領域が広い為、様々な媒体からデータを蓄積し、それを基に新たな事業戦略を立てM&Aを実行していく、そんなビジネススタイルが確立されつつあるのがGENDAの強みでは無いでしょうか?
社長のメディア露出
そして最重要!?な点は社長が美人な事です笑
読者の皆さんの中にはこの時代にルッキズムを持ち出すのか!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。社長の申真衣(しん まい)さんは東京大学を卒業後、ゴールドマンサックスで金融法人営業部で債券営業や金利や為替デリバティブの開発・提案、さらにはグローバルな金融規制に関する助言を行うなど、幅広い分野で活躍され、33歳で当時最年少のマネージングディレクターに抜擢されたスーパーウーマンです。そして主婦向けの雑誌VERYのアイコンとして、モデルとしても活躍されていました。
私が何を言いたいかというと、これ程メディア受けする社長は日本に居ないよね?ってところです笑
現に上場したてのグロース企業にも関わらず以下の記事だけでなく、何度も日経新聞に並いる大企業と共に取りあげられています。(GENDA社長 申真衣氏エンタメ分野をけん引)
美人女社長、元モデル、在日韓国人、史上最年少のゴールドマンサックスマネージングディレクターetc..
これらの経歴はGENDAの知名度が上がり、メディアへの露出が増えれば増えるほど、人々の好奇の目に晒され注目度が上がっていくはずです。また海外へ本格進出した際も外国メディアも新時代のエンタメ日本を引っ張るアイコンとして彼女を取り上げることでしょう。
投資先としてみたGENDA
続いて、投資先としてGENDAを見た時の業績や株価動向について分析していきます。
GENDAの業績推移
売上高、営業利益共に順調に伸びている事が確認出来るかと思います。
上場以降、売上高は23年→24年で20.9% 24年→25年で79.5%(予想) 増収
営業利益は23年→24年で26.5%. 24年→25年で30.3%(予想)増益
となっており、時価総額が既に大きいグロース企業ながら高い成長率を実現しています。24年1月期でROEも27%以上を上場以来キープしており、企業規模が大きくなりながらも自己資本を有効活用出来ています。
GENDAの株価推移
株価の推移を見ていきます、2024年の年初から投資していても既に倍近くになっている事が確認頂けるかと思います。また、注目すべきは8月5日の令和の大暴落以降の急激な回復、高騰です。私は実力のある銘柄は市場全体が暴落した後も回復が早いと思っています。それだけ市場の評価が高い事の裏返しだからです。
私は暴落時に運よく拾えた為、わずか2週間足らずでダブルバガーをGENDAで達成しています。そんな夢のある銘柄なんです!
2024年10月現在は調整局面に入っています。つまり、絶好の押し目買いのチャンスです。チャート的には今回の調整でトリプルボトムをつけるので、次の上昇局面で購入してみる価値はあると個人的には思います。
まとめ: 2040年に世界一のエンタメ企業を目指す成長期待銘柄
夢を感じるスケールが大きい企業だワン
本記事では現在急成長のエンタメ銘柄、GENDAを紹介しました。私は日本が将来にわたって競争力を維持出来る数少ない分野の一つが日本のサブカル、アニメや漫画等のコンテンツだと思っています。そんな中、GENDAはクレーンゲームでの景品としてのサブカルコンテンツを充実させ、特に若い世代から強い支持を得ています。サブカル等を目当てに来るインバウンドの旅行者の恩恵も受けつつ、将来的に業績を伸ばしていくでしょう。
それに加え、断続的なM&Aにより急成長を狙えるのがこの企業の面白いところです。今のところ、長期的な成長を阻害するような外部要因は無さそうですがあえてリスクを挙げるなら無理なM&Aによる財政の悪化でしょうか?
とはいえ、会長、社長共にゴールドマンサックス上がりの天才経営者により運営されてますのでそのような無理なM&Aの可能性は低いと思います。
私がこの銘柄に惚れた理由は”Speed is King“、”2040年に世界一のエンタメ企業を目指す“というこの意気込みです。どうせやるなら、個別株投資では夢のある成長企業に投資したいものです。
日本のエンタメ業界を背負うであろう、GENDA。テンバガーも夢ではない?
以上、GENDAの紹介でした。
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